墨攻
映画『墨攻』をレイトショーでみる。
右隣にいたおっちゃんがポップコーンを「ポリッポリッ」と
小気味いい咀嚼音を立てて食べていたのが、もう癇に障って。
幸い映画が始まる頃には食べ終わって咀嚼音は聞こえなくなった……
と思ったら、かすかな寝息がΣ( ̄□ ̄)
おっちゃん、何しに来てん?
原作:酒見賢一、漫画:森秀樹
映画は漫画版をたたき台にして作られたんだな。
革離のアンディ=ラウは幾分男前だけど、
祭丘や穴掘り奴隷はどことなく顔立ちが似ている。
ネタバレになるので、以下追記
趙軍の行軍シーンや弓隊からイナゴのように放たれる大量の矢、
敵兵を引き入れての火責めなんかは
迫力があってなかなか見ごたえがあった。
とはいえ革離の策がイマイチ印象に残っていない。
城壁の補強に弓隊の隊長に軽輩の子団を抜擢したぐらい?
家畜の糞を集めて屋根に塗りたくり、その湿気で火矢の火が
燃え移らないようにしていたけど、……乾いたら余計に燃えんか?
原作や漫画版のように強烈な人心掌握術を使うわけでなく。
(使っていたけど、表現できてない?)
梁適くん>
革離を馬小屋に泊まらせていたのは墨者の扱いとしては
望むところだからいいんだけど、作中でそのことについては
触れられていないので、単純に疎まれているように感じてしまうんじゃ?
最後は原作、漫画とも違って牛将軍の馬鹿な行動の所為での射殺。
つうか、いつの間に革離に心服していたんだ?
誣告で殺されそうになった革離を逃すためにわざと切りかかって
人質になるんだけど、最初本気で切りかかったものかと。
牛将軍が本当に無能に描かれている。
保護もしていないのに梁適と同じ方向にいる
革離を狙って矢を放たせるってどうよ?
一応、遠くを狙えという指示は出していたけど、保護していない以上
流れ矢とか考えなかったのか?
逸悦さん>
悲劇のヒロイン。
革離に心を寄せいたため、革離追放後は謀反の罪を着せられる。
梁王の忘恩を痛罵したため、車裂きを言い渡される。
翌日の刑執行の前に咽をつぶされていたが、
執行前の梁王から「何か言い残したいことはないか?」という
問いかけが振るっている。
なんで咽をつぶす必然性があるのかと思っていたけど、
余計なことを言わさないためか。納得。
……まあこの所為で最後は。
後半へ行くほど美人度が上がっていったように思う。
というものの、ヒロインの逸悦よりも間者として梁城に潜入して殺された
小娘の方がぱっとみ可愛かったような気がする。
子団>
弓隊の隊長に抜擢された子団の趙戦での弓を放つシーンが
ロードオブザリングの緑葉のレゴラスの攻城戦シーンを髣髴とさせる。
右隣にいたおっちゃんがポップコーンを「ポリッポリッ」と
小気味いい咀嚼音を立てて食べていたのが、もう癇に障って。
幸い映画が始まる頃には食べ終わって咀嚼音は聞こえなくなった……
と思ったら、かすかな寝息がΣ( ̄□ ̄)
おっちゃん、何しに来てん?
原作:酒見賢一、漫画:森秀樹
映画は漫画版をたたき台にして作られたんだな。
革離のアンディ=ラウは幾分男前だけど、
祭丘や穴掘り奴隷はどことなく顔立ちが似ている。
ネタバレになるので、以下追記
趙軍の行軍シーンや弓隊からイナゴのように放たれる大量の矢、
敵兵を引き入れての火責めなんかは
迫力があってなかなか見ごたえがあった。
とはいえ革離の策がイマイチ印象に残っていない。
城壁の補強に弓隊の隊長に軽輩の子団を抜擢したぐらい?
家畜の糞を集めて屋根に塗りたくり、その湿気で火矢の火が
燃え移らないようにしていたけど、……乾いたら余計に燃えんか?
原作や漫画版のように強烈な人心掌握術を使うわけでなく。
(使っていたけど、表現できてない?)
梁適くん>
革離を馬小屋に泊まらせていたのは墨者の扱いとしては
望むところだからいいんだけど、作中でそのことについては
触れられていないので、単純に疎まれているように感じてしまうんじゃ?
最後は原作、漫画とも違って牛将軍の馬鹿な行動の所為での射殺。
つうか、いつの間に革離に心服していたんだ?
誣告で殺されそうになった革離を逃すためにわざと切りかかって
人質になるんだけど、最初本気で切りかかったものかと。
牛将軍が本当に無能に描かれている。
保護もしていないのに梁適と同じ方向にいる
革離を狙って矢を放たせるってどうよ?
一応、遠くを狙えという指示は出していたけど、保護していない以上
流れ矢とか考えなかったのか?
逸悦さん>
悲劇のヒロイン。
革離に心を寄せいたため、革離追放後は謀反の罪を着せられる。
梁王の忘恩を痛罵したため、車裂きを言い渡される。
翌日の刑執行の前に咽をつぶされていたが、
執行前の梁王から「何か言い残したいことはないか?」という
問いかけが振るっている。
なんで咽をつぶす必然性があるのかと思っていたけど、
余計なことを言わさないためか。納得。
……まあこの所為で最後は。
後半へ行くほど美人度が上がっていったように思う。
というものの、ヒロインの逸悦よりも間者として梁城に潜入して殺された
小娘の方がぱっとみ可愛かったような気がする。
子団>
弓隊の隊長に抜擢された子団の趙戦での弓を放つシーンが
ロードオブザリングの緑葉のレゴラスの攻城戦シーンを髣髴とさせる。
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中盤まで女将校イラネーと思ってた(カン高い中国娘声があわない)けど
終盤の中国らしい中国人にしかできない梁城のグタグタさを表現してたり、
トンデモ要素満タンのコミック版を凌駕する空襲シーンなんかもあって
久々に愉しい思いができたよ。
梁王が生き残って放置されるラストは俺的には最高のENDだったゼ!
(人身掌握・築城の描写がないのと港将軍のキャラが弱いのが残念だったが)