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2007-02

神侠侶 #09-10

洪七公VS欧陽鋒の一戦。
お互い内力が尽きたため、楊過にそれぞれ一手ずつ授けての代理戦争。

勝敗は打狗棒法の最後の一手を思案の末、
破る技を編み出した欧陽鋒に軍配が上がる。

精神錯乱を起こしていた欧陽鋒の精神も本復。
お互いの力量を称え合い、しっかりと抱擁を交わすジジイ二人。
……正味見栄えはしないが原作では前半屈指の名シーンだと思う。
まあ、実戦なら相手に考える時間を与えるわけもないから
必ずしも欧陽鋒が上ってわけでもないだろう。
そのあたり原作では楊過の考えとして述べられていたけど、
それはカットされていたな。


英雄大宴の話を聞き丐幇の弟子連中とともに
大勝関の帰雲荘に向かう楊過。

そこで全真教の連中に見つかり、郭靖、黄容夫婦にも
見つかってしまう。
修行の邪魔になってはと招待状は送らなかったが
わざわざやって来てくれたことを心から喜ぶ郭靖。
その隔意のないまっすぐな言葉を掛けられ
逆に隔意のあった楊過は戸惑ってしまう。

で、全真教を飛び出した楊過と全真教でひと悶着。
郝大通が自分を庇った孫ばあやを打殺したことを弾劾する楊過。
長年の痛恨事を指摘され、剣を渡し好きにしろと言うものの、
郭靖の前でそんな真似をすれば、全真教に世話になった郭靖が必ず止めるはずで
そうなれば郝大通の命を奪うことなど出来ないと受け取らない楊過。
本当に命を取らせるつもりなら、郭靖の前でなく誰も居ない二人になったときに
渡すはずだとせせら笑う。このときの表情の意地の悪さときたら。


新たに丐幇の幇主に選ばれた魯有脚。
人柄、人望ともに申し分なしだが、前々幇主の洪七公、
前幇主の黄容の二人に比べると武芸才知ともに劣る。
黄容から打狗棒法の伝授を受けた魯長老の飲み込みの悪さは
普通なら「イラッ」と来るだろうが、何せ今でこそ
郭大侠と呼ばれているものの旦那の郭靖の
愚鈍ぶりは魯長老の比ではなかったためまったく気にしない。
それはともかく、なんかマッチョなんですけど、魯長老。

黄容役の人、前作の黄容役をやった人に
面差しが似ていてぴったりの配役。
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