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2023-12

鹿鼎記 文庫版

けっして鹿鼎記も嫌いではないのだが、
個人的にはさっさと天龍八部を出して欲しい。

だって鹿鼎記って全8巻もあるんだもんよぉ。
天龍八部は早くても来年の8月以降か。長いなぁ。
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笑傲江湖の文庫2巻目

発売されていたので、即購入。

以前にハードカバー版を読んでいたけど、
何度読んでも面白いなぁ。

令狐冲の受難開始。
桃谷六仙の無邪気な治療は、本当に恐ろしいな。
不戒和尚の治療もゾッとしないけど。

好色魔のわりに憎めない万里独行・田伯光が
本当にいい味を出している。
こいつは令狐冲に関ったばかりに、ひどい目にあっているような。
好色魔という点を除けば、割と性格もいいと思うんだが。
まあ、江湖だとその一点だけで蔑まれるんだが。

あと、なんというか先を知っているだけに
崋山派総帥・岳不群の言動の一つ一つがおもろいわ。


神侠侶 #09-10

洪七公VS欧陽鋒の一戦。
お互い内力が尽きたため、楊過にそれぞれ一手ずつ授けての代理戦争。

勝敗は打狗棒法の最後の一手を思案の末、
破る技を編み出した欧陽鋒に軍配が上がる。

精神錯乱を起こしていた欧陽鋒の精神も本復。
お互いの力量を称え合い、しっかりと抱擁を交わすジジイ二人。
……正味見栄えはしないが原作では前半屈指の名シーンだと思う。
まあ、実戦なら相手に考える時間を与えるわけもないから
必ずしも欧陽鋒が上ってわけでもないだろう。
そのあたり原作では楊過の考えとして述べられていたけど、
それはカットされていたな。


英雄大宴の話を聞き丐幇の弟子連中とともに
大勝関の帰雲荘に向かう楊過。

そこで全真教の連中に見つかり、郭靖、黄容夫婦にも
見つかってしまう。
修行の邪魔になってはと招待状は送らなかったが
わざわざやって来てくれたことを心から喜ぶ郭靖。
その隔意のないまっすぐな言葉を掛けられ
逆に隔意のあった楊過は戸惑ってしまう。

で、全真教を飛び出した楊過と全真教でひと悶着。
郝大通が自分を庇った孫ばあやを打殺したことを弾劾する楊過。
長年の痛恨事を指摘され、剣を渡し好きにしろと言うものの、
郭靖の前でそんな真似をすれば、全真教に世話になった郭靖が必ず止めるはずで
そうなれば郝大通の命を奪うことなど出来ないと受け取らない楊過。
本当に命を取らせるつもりなら、郭靖の前でなく誰も居ない二人になったときに
渡すはずだとせせら笑う。このときの表情の意地の悪さときたら。


新たに丐幇の幇主に選ばれた魯有脚。
人柄、人望ともに申し分なしだが、前々幇主の洪七公、
前幇主の黄容の二人に比べると武芸才知ともに劣る。
黄容から打狗棒法の伝授を受けた魯長老の飲み込みの悪さは
普通なら「イラッ」と来るだろうが、何せ今でこそ
郭大侠と呼ばれているものの旦那の郭靖の
愚鈍ぶりは魯長老の比ではなかったためまったく気にしない。
それはともかく、なんかマッチョなんですけど、魯長老。

黄容役の人、前作の黄容役をやった人に
面差しが似ていてぴったりの配役。

神侠侶 #05-08

先週は寝ていてリアルタイムで見られなかった。
今週やる前に見るつもりだったけど、間に合わなかったので、
今週分もまとめて予約したのを鑑賞。

楊過の言動やら何やらが馬鹿っぽい。
設定上10台半ばのはずだから台詞やらが子供っぽいのはいいとして
役者がすでに育ちきっている人がやっているから違和感が出まくり。

『消えた守宮砂』ラストで楊過に(勘違いだけど)懐く小龍女が可愛い。
真相は可愛いとか言っていられないんだけど。

欧陽鋒の恰幅が良くなっている。
射英雄伝の方の欧陽鋒はやたらとダンディな小父様だったから
あの方にぜひ蝦蟇功を披露していただきたかった。

小龍女が失踪してから陸無双、完顔萍、耶律燕、程英、郭芙と
次々女性キャラクターが登場。
どうでもいいけど、郭芙役の根谷美智子さんの声がなんかエロいんですが。
程英はまだ仮面を被っているんで顔は分からんのだけど。

洪七公も欧陽鋒と同じく……って、原作でも丐幇の幇主を退いて
各地を漫遊して美食を喰らって太ったというような描写があったような。
あ、洪七公と楊過が共に百足を食すというエピソードが削られている。
あれで七公と意気投合する大事なエピソードだと思うんだけど。
原作読んでいてちょっと食ってみたいって気になったなぁ。

神侠侶 #02


孫ばあやに優しくされて、懐く楊過。
全真教に虐げられていると聞いて哀れに思い
龍お嬢様に活死人墓に置いてもらえるように頼んだものの
男子禁制の掟によって断られる。

せっかく孫ばあやが蜂の毒消しを持ってきたのに
全真教の弟子のヘタレな一言「罠です!」によって
毒でないことを明かすために、そばにいた楊過に飲ませるが、
ブチ切れていたために全部飲ませる。

結局孫ばあやVS全真教徒という流れから
第2世代の郝大通が登場。

今回元々の原因は楊過で全面的に楊過の言葉を信じて肩を持った孫ばあやに
一分の非があるとは言え、全真教徒は立ち入りを禁じていた
活死人墓に近づいて小龍女の蜂に刺されて毒消しが必要になったにも
関らず、無礼な言葉を吐くという、9分は全真教側が悪い。

それを踏まえたうえで郝大通の方が強いのだから、
本人としては何とか命は助けたかったんだろうけど、
結局は誤って打殺してしまう。

で、小龍女登場。幻想的な登場シーン。

生まれてからの修行の賜物か、長年一緒に生活した孫ばあやが
死んだにも関らず心乱されることもなく。
無表情、無感動に郝大通に命を要求する。

郝大通には勝利したものの、丘処機の参戦で一旦撤退。

孫ばあやの遺言を聞き入れて活死人墓での生活を許される楊過。
暗い部屋をあてがわれて置いていかれそうになった楊過が
怖いというとどうして怖いのかと聞き返す小龍女。
このときの無表情さが一層美しさを際立たせている。

自分の寝床を楊過に譲って、自分は一本ロープの寝床で就寝。

もう少し幼少期が続くのかな。

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